ハイドン/交響曲第3番 ト長調
(Haydn : Symphony No.3 in G major)

1757年から1760年頃にかけて、ハイドンはボヘミアのモルツィン伯爵家の音楽監督を務めておりました。ハイドンの最初の5曲ないし7曲の交響曲は、この時期の作品でございます。

第3交響曲の正確な作曲時期は不明ですが、おおむね1759年から1760年頃の作品ではないかと考えられております。
ハイドンの初期の交響曲には3楽章制を採るものが少なくありませんが、第3交響曲は4楽章制の曲としてはもっとも早い時期のもののひとつと思われます。
また、全曲にわたって対位法的に書かれており、とりわけ終楽章ではその手法が音楽に立体感を与えております。

ピアノ連弾用の編曲はちょっと見当たりませんでしたので、やむをえずJun-Tが編曲いたしました。
ピアノで演奏された交響曲第3番、お楽しみいただければ幸甚でございます。


交響曲第3番ト長調・全曲連続再生 

第1楽章/アレグロ(I. Allegro) 
第2楽章/アンダンテ・モデラート(II. Andante moderato) 
第3楽章/メヌエット(III. Menuetto) 
第4楽章/フィナーレ:プレスト(IV. Finale : Presto) 
(2025.11.11〜11.15)

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◇背景画像提供:自然いっぱいの素材集
◇編 曲・MIDIデータ作成:Jun-T ◇録 音:jimma