ハイドン/交響曲第97番 ハ長調
(Haydn : Symphony No.97 in C major)

この作品は「第1期ザロモン・セット」といわれる6つの交響曲のひとつで、1792年に書かれました。
ニックネームをもたないために後期交響曲の中では目立たない存在ですが、実のところベートーヴェンが第1交響曲の参考にしたといわれる内容的にはきわめて充実した作品でございます。
とりわけ、当時としては拡大されたソナタ形式の第1楽章、長大な主題による変奏曲形式の第2楽章の前半2楽章は力作となっております。また、第3楽章はリピート記号をまったく用いておらず、この種の楽章としては珍しい書法でございます。

編曲はウルリヒ(Hugo Ulrich;1822〜1872)という人の手になるもので、四手のピアノ連弾のためにアレンジされております。
ピアノで演奏された交響曲第97番、お楽しみいただければ幸甚でございます。


交響曲第97番ハ長調・全曲連続再生 

第1楽章/アダージョ ― ヴィヴァーチェ(I. Adagio - Vivace) 
第2楽章/アダージョ・マ・ノン・トロッポ(II. Adagio ma non troppo) 
第3楽章/メヌエット:アレグレット(III. Menuetto : Allegretto) 
第4楽章/フィナーレ:プレスト・アッサイ(IV. Finale : Presto assai) 
(2026.3.13〜3.18)

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◇背景画像提供:自然いっぱいの素材集
◇編 曲:H. ウルリヒ  ◇MIDIデータ作成:Jun-T ◇録 音:jimma