プロコフィエフ/古典交響曲ニ長調 作品25 (S. Prokofiev : Classical Symphony in D major, Op.25) |
プロコフィエフはいわゆる「神童」で、幼い頃からオペラを含む多くの作品を書いており、サンクト・ペテルブルク音楽院在学中にはその急進的な作風によって、当時のロシア楽壇の風雲児的扱いをされておりました。
1916年、第1次世界大戦中の不安定な社会情勢の中、そこから逃れるかのように、プロコフィエフは明朗快活な作品を着想します。「ハイドンが現代に生きていたら書くであろう曲」をコンセプトにして、1917年に書き上げれたこの曲に、作曲者は「古典交響曲(Symphonie Classique)」という題名を与えました。 全曲は4つの楽章から構成されております。どの楽章もきわめて簡潔な音楽ですが、随所にプロコフィエフふうの尖鋭さが見受けられ、親しみやすくもドライな感覚を楽しめます。 ここで取り上げました編曲は、作曲家自身の手に成るものでございます。お楽しみいただければ幸甚です。 |
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◇あそびのエトセトラに戻ります◇ | |
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◇編 曲:S. プロコフィエフ ◇MIDIデータ作成:Jun-T ◇録 音:jimma |