モーツァルト/交響曲第31番 ニ長調 K.297「パリ」
(Mozart : Symphony No.31 in D major, K.297 "Paris")

モーツァルトの交響曲のうち、一般的なレパートリーといえる最初の作品がこの作品と思われます。
1778年、パリの演奏団体コンセール・スピリチュエルの支配人ジャン・グロの依頼によって作曲されたこの交響曲は、その経緯から「パリ」の愛称をもっております。
メヌエットを欠いた3つの楽章から成りますが、どの楽章も充実した音楽となっており、「ハフナー」以降の傑作交響曲群に肉薄するモーツァルトの力量を示す佳作と申してよろしいかと存じます。

ここではこの曲を、ホルン(August Horn;1825〜1893)によるピアノ連弾で掲載しております。
ピアノで演奏された「パリ交響曲」、お楽しみいただければ幸甚でございます。

(2025.1.7〜1.9)

第1楽章/アレグロ・アッサイ(I. Allegro assai) 
第2楽章/アンダンテ(II. Andante) 
第3楽章/アレグロ(III. Allegro) 

交響曲第31番ニ長調 K.297「パリ」・全曲連続再生 

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◇編曲:A. ホルン  ◇MIDIデータ作成:Jun-T  ◇録音:jimma