ヴォーン・ウィリアムズ/海の交響曲
(Ralph Vaughan Williams : A Sea Symphony)

「海の交響曲」はヴォーン・ウィリアムズの最初の交響曲ですが、「交響曲第1番」というナンバリングはされておりません。これはそれぞれ第2番、第3番、第7番に相当する「ロンドン交響曲」「田園交響曲」「南極交響曲」も同様で、この作曲者の交響曲に対する扱いの特徴でございます。

1903年から1910年まで、30歳代の8年間を費やして作曲されたこの作品は、ソプラノとバリトン独唱、混声合唱を含む大規模な作品で、9つの交響曲中最大の作品となっております。
ホイットマン(Walter Whitman;1819〜1892)の詩集「草の葉」から自由に選択した詩に基き、伝統的な4楽章で構成された交響的カンタータあるいはオラトリオともいえる作品となっております。
歌詞については、藤井宏行様のサイト「詩と音楽」の「海の交響曲」をご参照ください。

1910年10月、作曲者自身の指揮によってリーズ音楽祭で初演されたこの交響曲は成功を収め、同年9月に初演された「タリスの主題による幻想曲」の成功とも相俟って、ヴォーン・ウィリアムズの作曲家としての地位を確立する契機となりました。

「あそびの音楽館」では、このユニークな作品を2台のピアノ用にアレンジいたしました。
そもそもこのような作品をピアノで演奏すること自体、あまり意味があるとも思えませんが、まったくの個人的な興味だけでこのような形にしてみました。
原曲の面白味はほとんど残っていない編曲ではございますが、暇つぶしにでもお聴きいただければ幸甚でございますm(__)m


第1楽章/すべての海、すべての船の歌(I. A Song for all seas, all ships) 
第2楽章/夜の浜辺にひとり(II. On the Beach at Night alone) 
第3楽章/スケルツォ ― 波(III. Scherzo - The Waves) 
第4楽章/探検者たち(IV. The Explorers) 

海の交響曲・全曲連続再生 

◇あそびのピアノ連弾に戻ります◇
◇編曲・MIDIデータ作成:Jun-T ◇録 音:jimma